金を分割・小分けする場合には、手数料がかかるため技術や信用のある精錬分割加工業者に依頼することが大切です。手数料はなぜ必要なのかをはじめとして、金の小分け手数料に関して押さえておきたいポイントを紹介します。
インゴットを小分けバーに加工するためには、精錬分割加工業者に依頼する必要があります。
高い技術や手間を要することから、試練分割加工にはコストが必要であり、その分が手数料に反映されることになります。
分割後の価値や売却価格に変化がなく取引が安心してできるよう、精錬分割加工を依頼する場合は多少手数料がかかってもGDBの加工技術を保有しているところを選ぶようにしましょう。
ほとんどの貴金属・精錬分割加工業者は、金地金の重量によって分割加工手数料が異なります。
インゴットの精錬分割加工では節税効果も期待できることから1kgを100g10本に小分けするのが一般的でしょう。しかし、業者によっては50g、200gなど100g以外の加工に対応しているところもあります。
重量によって細かく設定している業者もあるので、重量ごとの手数料を十分に比較するようにしましょう。
金の分割に対応している業者のなかには、来店のほか配送による依頼に対応しているところもあります。その場合は、分割手数料だけでなく別途配送料も必要となることに注意が必要です。
しかし、高価なものであるため、配送中の盗難や強盗などセキュリティ面を特に強化している配送以外はあまりおすすめできません。セキュリティ配送の場合は、別途費用が必要となります。
金の分割加工では、インゴットバーだけでなく規格外バーや金歯などの純金板材に対応している業者もあります。
このような場合は、通常の分割手数料に数千円の別途手数料が加算されることが一般的です。
また、海外からの金の密輸事案が頻発していることを背景として、海外インゴットの分割に対応していない業者がほとんどであるということも知っておく必要があるでしょう。
金地金の試練分割加工では溶解、再形成の過程で数g目減りしてしまうことがあります。
一般的に金地金の目減り量はインゴットの0.5~1%。わずかな量のように思えますが、微減であっても価値に影響があります。
そのため、業者では目減り分を補充加工するサービスを行っており、その分の費用が手数料に上乗せされるのが一般的です。
1kgのインゴットを試練分割加工する際の手数料は業者によって幅があり、安いところでは10万円台前半、高いところでは30万円程度するところもあります。
手数料の安さだけにとらわれて業者を選びがちですが、なかには預かったインゴットではなく中古のものを加工したり、GDBではないスクラップに加工したりするところもあります。
分割後の価値に大きな差が生じるため、手数料の安さにだけこだわることは避けた方がいいでしょう。
金の小分けがはじめてなら不安になるものです。おおまかな小分けのための流れをご紹介します。
金の小分けを検討した場合、店舗によってさまざまな申し込み方法はありますが、一般的に【店頭持ち込み】【宅配キット】【出張サービス】などあります。
店舗持ち込みは、身分証明書や印鑑を用意し、小分けに対応できる業者へ持ち込むスタイルです。宅配キットは、業者で異なりますが発送キットを送付してもらいインゴットを入れて郵送。全国無料出張サービスを提供している業者もあります。
インゴットの検品後は、小分け加工のために業者へ預けます。その際、預かり書や同意書の作成をするため身分証明書や金融機関情報や印鑑などが必要です。
業者によっては住民票を求められる場合もあります。現在の住所と身分証記載住所が異なる場合、住民票原本を求められることがあるため、事前確認をしておいたほうがいいでしょう。印鑑は実印でシャチハタは認められません。
インゴットを工場で小分け加工します。ポイントは業者によって期間が異なることです。自社工場を持っている業者なら短期間で小分けにできます。しかし、提携工場による小分けでは期間が長くなりがちです。
自社工場を持っているなら、即日小分けに対応できる場合があります。提携工場なら1ヶ月以上かかることもあるため注意が必要です。早くて即日、遅くて1ヶ月以上を目安にするといいでしょう。
最後に引き渡しです。手数料や、預り証を用意しておいてください。小分けしたインゴットは、預り証と引き換えにすることが多いです。依頼をしたときと同じく、身分証明書や実印の用意を求められる場合があります。
小分けにした金を買取してくれる業者もあります。その場合、買取価格で手数料を相殺してくれるところもあってお得です。持ち出し費用不要で小分けにしてくれる業者については、事情に合わせて上手に利用しましょう。
金の分割は、加工のため一旦預けなければなりません。預ける業者の信頼性と技術力の見極めも必要です。業者選びのポイントをご紹介します。
公式国際ブランドの認定を受けた加工工場を選びましょう。悪徳業者の存在があるからです。加工費が安いからと悪徳業者に依頼した結果、たとえば、LMBA基準をクリアしたGDB以外のインゴットを渡されることになりかねません。
GDB以外のインゴットは、地金スクラップとして価値が低くなります。業者選びでは必ず、GDBとして小分けにできる、LMBAの認定工場での加工かどうかをチェックしてみてください。
分割したいインドゴットが大量だと、店頭持ち込みも困難です。その場合、宅配出張サービスを提供している業者は助かります。ただし、紛失対策や管理ができているか依頼者が慎重に見極めなければなりません。
配送時や工場で紛失があったとき、具体的な対応がなければ依頼を控えたほうがいいです。出張サービスを提供している業者の場合、引き取りや加工済みのインゴットを持ってきてくれるのが依頼業者のスタッフかどうかも重要です。
外部業者に丸投げではなく依頼業者のスタッフが直接手渡し対応してくれたほうが安心できます。紛失対策や管理がしっかりしているところを選んだほうが無難です。
小分け加工の間、大切なインゴットは自分から手を離れている状態です。紛失したから後は知らないというような無責任な業者に任せるわけにはいきません。安心できるのが加工中は同等価値のインゴットを担保にしてくれる業者です。
万が一紛失トラブルがあっても、金銭的な損失を避けられます。担保どころか、紛失保証もないという業者は選ばないように気を付けましょう。
インゴットの精錬分割加工には費用が必要となり手数料として支払わなければなりません。
手数料が安すぎる業者は小分けされたバーの品質に不安があるため、加工手数料と対応をよく比較して業者を選ぶといいでしょう。
GDBに対応している口コミ評判のよいところを選ぶことも大切です。
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