LPPMとは

LPPMとは、ロンドン・プラチナ・パラジウム市場のことでプラチナ・パラジウムの国際的な認定機関を指し、1989年ロンドンでスイス3大銀行を筆頭に9社で設立されたものです。プラチナとパラジウムに関する取引活動の組織化、規制を行っており、世界で流通する権威のある市場規格としても知られています。

LPPMについて

LPPMはプラチナ、パラジウムの世界的な信用、価値を認めるものです。そのため、認定登録されるためには厳しい基準や複雑な手順を踏まなければなりません。LPPMの目的や理念、会員認定のフローについてみてみましょう。

LPPMの目的と理念

プラチナ、パラジウムの世界市場の中心はロンドンであり、それらの国際的な認定機関であるLPPMに認められれば世界的に信用、価値ともに高いGDBであることの証となります。LPPM認定の精錬会社は精錬、分析、製造の全ての過程で信頼ができる会社であると言えるでしょう。LPPMは世界的な価値や貴金属の水準の保持に努めることを理念としています。

LPPMの会員認定における申請基準・条件

プラチナ・パラジウムの世界的規格認定機関、LPPM の会員になると、国際的な信用取引のある企業として地位を確立できます。厳しい審査基準が設けられており、会員に認定されると世界中で信頼して取引ができる目安となります。ここでは、ロンドンに設立されたLPPM の会員認定における申請基準や条件を紹介します。

設立から5年以上

LPPMの会員認定における申請基準は高く設定されており、実績のない企業では会員として認められません。会社設立後、5年程度は経過している必要があります。設立後の経過年数も一つの目安にしましょう。

1,500万英ポンドを超える有形純資産

LPPMの会員に認定されるには、一定水準を超える有形純資産が必要です。1,500万英ポンド相当の有形純資産があれば、LPPMの会員に認定されるでしょう。負債が多く有形純資産が少ない企業は、個人財産の有形純資産を追加するなど、対策を講じる必要があります。

プラチナ・パラジウムの精錬・製造経験3年以上

LPPMの会員として認められるには、プラチナ・パラジウムの精錬および製造の経験を積んでいなければなりません。3年以上の経験が必要であると同時に、精錬・製造されたプラチナやパラジウムの販売経験も求められます。経験が証明できなければ、会員認定の申請基準を満たすことができないでしょう。

500kg精錬する工場を保有していること

上述した通り、LPPMの会員に認定されるには、プラチナ・パラジウムの精錬および製造の経験が求められます。公認溶解業者として認められるには、プラチナ・パラジウムの精錬および製造の500kg以上のプラチナ・パラジウムを精錬している工場を保有する必要があります。

LPPM会員認定における手続きの方法

LPPMの会員認定を受けるためには、専用の申請様式により製油所の所有権や財務状況などを証明する必要があります。また、次のようなことに注意しなければなりません。
・書類は全て英語で提出すること。
・申請に必要となる手数料は小切手によること。
提出された申請書は10営業日以内に受領確認が行われ、LPPMが必要だと判断すれば検査官が派遣されます。また、検査官の派遣にかかる費用は出願者負担です。さらに、検査(審査)を受けるためにインゴットまたはプレートをサンプルとして提出する必要があります。

LPPM会員認定における評価手順、審査結果、申請費用

次の2つのプロセスによってLPPMが出願者の技術などを評価することになります。
1.申請者のテストとしてLPPMが提出するインゴット、またはプレートを分析し、分析結果レポートのコピーをLPPMに提出
2.LPPMが定めた規定通りのサンプルを指定金庫に提出
審査結果は、LPPMからの通知により承認されたことを確認。同時に出願した会社がGDBリスト一覧に掲載されるための手続きが始められます。なお、LPPMの申請には合計約17,500英ポンドの費用が必要です。

良好であるとするプレート、インゴットの仕様

LPPMに認定されるためには、プラチナ、パラジウムともに、インゴット表面に亀裂や穴などの欠陥がない、などの外観のほか、マーキング内容や重量、純度などにより良好と認められなければなりません。プラチナ、パラジウムともに許容される最小純度は99.95%。最小許容重量は1Kg、最大許容重量は6kg、シリアル番号やアッセーマーク、製造年などマークしなければならない内容も細かく規定されています。

LPPM認定会員の監査

LPPMでは原則として3年に1回、申請者の生産能力や分析能力をモニタリングして監査するシステムを運用しています。監査で問題がなければ会員認定を更新することが可能。一方、再検査が必要と判断された場合には、1枚以上のインゴット、またはプレートをロンドン金庫に送る必要があります。

LPPMにGD認定されると
プラチナ・パラジウムの価値が上がる

LPPM認定のプラチナ、パラジウムにはGD認定マークが刻印されます。GD認定登録された業者は3年ごとのモニタリングが課せられ、条件をクリアしないと更新が認められないなど、認定後も品質維持に努めなければなりません。このような厳しい基準や企業努力が認められたGD認定のプラチナ、パラジウムは世界的な信用を得て、価値が上がります。

プラチナ・パラジウムの買取はLPPM認定業者に依頼する

LPPM認定業者の見分けるには、ロンドン プラチナ&パラジウム市場LPPM(London Platinum and Palladium Market)の認定を受けているかどうか、ホームページの記載を探すと良いでしょう。LPPMの認定を受けたという文言、またはGood Delivery(グッドデリバリーバー)の認証を受けたという文言があるかを見つけてみてください。

文言がなく認定証の写真だけが掲載されている場合は、LPM LONDON PLATINUM&PALLADIUM MARKETと書かれた認定証に、Palladium Good Delivery、またはPlatinum Good Deliveryと記載されているかどうかをチェックしましょう。

認定を受けている業者であれば、厳しい基準をクリアしているので、国際的な信用取引のある業者だといえます。品質が高いプラチナ・パラジウムを取引するためにも、LPPM認定業者に買取を依頼しましょう。

国内のLPPM公認熔解業者一覧

以下一覧で紹介している国内メーカーは、ロンドン・プラチナ・パラジウム市場(LPPM)公認の溶解業者として刻印を打つことを許されており、ロンドン市場での買取、流通が認められています。
・アサヒプリテック
・石福金属興業
・住友金属鉱山
・ジャパンエナジー
・田中貴金属工業
・DOWAメタルマイン
・徳力本店
・日鉱金属 日立製作所
・日本マテリアル
・ヒラコ
・松田産業
・三井金属鉱業
・三菱マテリアル

まとめ

LBMAが金地金の最高水準の品質であるGDBを認定するのと同様に、LPPMがGD認定登録したプラチナ、パラジウムは、世界の市場においてより高い信用、信頼を得て高値取引が可能となります。プラチナ、パラジウムのインゴット、プレートの取引を行う場合は、GD認定登録された業者を選ぶようにしましょう。

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