金は化学的にとても安定した金属元素であり、様々な分野で活用できる反面、金を活用するためには何らかの方法で溶解させてから目的の形状などに加工するといった工程が必要になります。
では、どのように金を溶解するのかを解説します。
王水とは濃塩酸と濃硝酸が3:1の体積比で混合された液体であり、金を溶解できる唯一の液体として金属加工に用いられています。
そもそも金は一般的に、強酸や強アルカリでも溶かしたり腐食させたりすることが困難であり、その化学的安定性が金の活用メリットにつながっています。しかし優れた安定性が加工の難しさにもつながっており、王水は加熱以外で金を溶解させて加工する手段として利用されています。
金や白金のように高い安定性を持つ金属元素でさえ溶かすことが可能な王水ですが、銀やイリジウム、タンタルなどは王水でも溶かせません。
また、プラスチックやガラスのような樹脂も王水で溶かすことができないため、王水を運搬したり加工に使ったりする際にはそれらの容器が用いられます。
自宅で古い金のアクセサリーや金貨などを使って新しいアイテムに再加工したいような場合、自宅で金を溶解させる必要がありますが、当然ながら王水のような劇薬を一般人が用意することは困難です。
そのため自宅で金を溶解する場合、主として熱を利用することになりますが、いかに金の融点である1,064度を超えるかが重要になります。
電気炉は電力を熱に変換するための器具であり、工業用に使われる大規模なものから自宅でも使える卓上のものまで色々な電気炉が市販されています。
家庭用電気炉なら家のコンセントにつないで使用できるため、機種によっては家庭でも金を加熱して溶解できることが特徴です。
前提として、電子レンジは電磁波によって対象物の水分子を振動させて発熱させる機器であり、電子レンジの電磁波が金属に反応すると火花が発生して事故につながるため、電子レンジ機能で直接に金や金属を温めることは厳禁です。
ただし電子レンジで金を溶解するための専用キットが販売されており、それを使えば高出力の電子レンジで金を溶解することもできます。
自宅で金を加熱・溶解させる方法としてガスを燃焼させるバーナーは効果的な手段です。
上述したように金の融点は1,064度であり、一千度を超える温度まで加熱しなければ金を溶かすことはできません。言い換えれば、金の溶解・加工には素人が一千度超の物体を取り扱うことが不可欠となります。
当然ながら火傷や火災など深刻な事故リスクを増大させるため、原則として個人が専門業者へ依頼せず、自宅で金の溶解を試みることは推奨できません。
純金は溶解・再加工することで形状を変化させられるため、例えば盗んだ金を別のものに変えて誤魔化すことも可能です。だからこそ金を市場で適切に取引するためには、その金が国際的な認定機関「LBMA」の認定を受けていることが条件となります。
そのため金を専門業者に依頼して溶解や再加工を試みる場合、LBMA公認業者を選ぶことが推奨されます。
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